クラウドファンディング学

クラウドファンディング学

Concept

「クラウドファンディング」をもっと一般の人々に知ってもらうにはどうしたらいいか?・・・・そんな思いから生まれたのが、この「クラウドファンディング・シヨップ」です。

ここ数年、日本でも「クラウドファンディング」という新しい資金調達法に少しずつ注目が集まってきました。

しかし、それはあくまでも「資金集めを目指す側」にとっての話であって、一般の人々の間ではまだまだ知名度も低く、アメリカのように十分な「支援者」を獲得するには至っていません。

それどころか、支援者が増えないままプロジェクト(プレーヤー)と運営会社だけが増えてしまったことで支援金が分散してしまい、結果としてクラウドファンディングでの資金集めが難しくなってきているという話さえ耳に入ります。

では、このユニークで有効な経済システムを真に広げていくには一体どうしたらいいのでしょうか?

その鍵の一つが、まさに「リターン(支援に対しての見返り)」にあるのではないかと考えました。

つまり、これまでのような「プロジェクトへの共感」に基づいた支援だけでなく、「リターンとその提供の仕方」を今以上に工夫することで、クラウドファンディングの主流である「購入型」の支援者を少しずつ増やしていくことができるのではないかと考えたわけです。

そして、その具体的な提案が、まさにこの「ショップ型クラウドファンディング」に他なりません。

様々なリターン(商品)をショップ上で展示・展開することにより、これまでクラウドファンディングに関心のなかった人たちや、興味はあっても支援とリターンのバランスに納得できなかった人、またリターンの選択肢が少ないために支援に踏み切れなかった人、さらに経済的な余裕がなくてリターンに魅力を感じなかった人・・・・そういった人たちに向けて、効果的なアピールが可能になるのではないかと考えました。

もちろん、こうした方法には批判や疑問もあるでしょう。

「クラウドファンディング本来の趣旨が損なわれる」、「商品だけが独り歩きしてしまう」、「リターンによってプロジェクトの成否が左右されてしまう。」・・・・等々。

でも、現実に誰かが挑戦してみることで、初めて机上の議論ではわからなかった部分も見えてくるのではないかという気がします。

私は、そこから未来への突破口を開きたいと考えました。

ぜひ、皆様からもご意見・ご感想をお寄せください。